瑞泉寺 豊臣秀次公と御一族の菩提寺

ウタタラ

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瑞泉寺所蔵の「当麻曼陀羅」を針金で写生し続けているアーティスト升田学さん。
昨年中間発表として『写仏』を開催し、新聞その他で話題となりましたが、
その升田さんと仲間達が開催する、五感を刺激するユニークなイベントが
瑞泉寺にやってきます。

ウタタラ

トゥバ音楽演奏家で生物学者でもある等々力政彦と、針金造形画家でダンサーでもある升田学の2人による実験の場。「ウタタラ」と銘打って、様々なアプローチで対話し、表現し、参加者をうたた(転)未開の地へ誘う。それは対立と共生の所作と振る舞い。聴くことは聴かれることに転じ、観られることは観ることに転ず。
第ニ回の今回は、トゥバ音楽や針金造形ライブを軸に、植物学の話やオノマトペを活用したダンスなど、有機的に織り交ぜます。お茶とお菓子をご用意してお待ちしております。

日時:2018年7月8日(日)13時開場 14時開演(約2時間を予定)
会場 :慈舟山 瑞泉寺 (じしゅうざん ズイセンジ)
京都市中京区木屋町通り三条下ル石屋町114-1
料金:2,800円 (おやつ付、ドリンク別)
※料理の準備の都合上3日前までにご予約お願いします。
ご予約/問合せ:info@kaya.asia

出演:等々力政彦、升田学
料理:tomomi
お手伝い:西浦恒

プロフィール

等々力 政彦(とどりき まさひこ)
トゥバ音楽演奏家。20年以上にわたり南シベリアで喉歌(フーメイ)などのトゥバ民族の伝統音楽を現地調査しながら、演奏活動をおこなっている。あがた森魚、朝崎郁恵、安里勇、中孝介、安東ウメ子、井上鑑、EPO、太田惠資、OKI、押尾コータロー、かとうかなこ、古謝美佐子、鼓童、大工哲弘、常味裕司、TeN(A Hundred Birds)、一十三十一、山本潤子、吉川忠英、吉見征樹、Huun-Huur-Tu、Sun Ra Archestra、Yat-Khaなど内外のミュージシャンと共演、およびアルバム参加。嵯峨治彦(モンゴル音楽)とのユニット「タルバガン」、奥野義典・瀬尾高志・竹村一哲とのユニット「グロットグラフィー」、ササマユウコ・真砂秀朗とのユニット「生きものの音」でも活動中。

升田 学 (ますだ まなぶ)
2006年に一本の針金を一筆書きの要領で描く造形作品「ヒトスジ」を発表。以後、「写仏」(瑞泉寺/京都/2017)「絵空事」(伊丹市立工芸センター/2016)、「生きるモノの態度」(Gallery t/東京/2015)、など展覧会を多数開催。「写仏」はライフワークとして現在も創作中。
一方で役者・美術班として維新派に在籍(1997~2008)。退団後は、やなぎみわ「1924人間機械」(2012)に出演するなど、ダンサー・パフォーマーとして活動。2014年よりセレノグラフィカとの共同プロジェクト「夜のことば」をスタートし、現在まで3作品を発表。