安田登「京都寺子屋」第5回目

熊本の阿弥陀寺さんで行われている
安田登さんと精神科医の大島淑夫先生による
「精神科医と読む『般若心経』」が瑞泉寺にやってきます。
般若心経を、漢訳、サンスクリット語、チベット語訳で読み、
そして大島さんによる解説がなされます。
般若心経は浄土宗西山派でも「開眼式」などのときに日常的に読むお経で、
その中には大乗仏教のいちばん大切な事が語られているといいます。
私たちが通常読んでいるのは「漢訳」。
「ギャーテーギャーテー」と呪文のように読み上げていますが、
元は当然「サンスクリット語」で、
それが中国で訳され日本の僕たちもそれをそのまま読誦しています。
近年日本語でも「意訳」のような形で訳されたものも増えてきましたが、
訳にはそれぞれの地域、訳者の「解釈」が入ることになります。
「漢訳」「サンスクリット語」「チベット語訳」で読み較べる事で
般若心経の本来の姿が浮き彫りになって、
さらに大島先生と安田さんの「解釈」が入ることで
現代的な般若心経と出会えるに違いない、
斬新なこころみです。
関西のみなさま、ぜひご参加を。

安田登 京都寺子屋

6月9日(土)18:30開場、19:00開講。
受講料:お賽銭(お賽銭箱にご自由にお入れいただきます)
飛込みも歓迎ですが、参加お決まりの方は以下にメールをいただけると、
テキスト準備の都合上、たいへん助かります。
info@zuisenji-temple.net

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