お墓の心配をしている方へ
永代供養の塔とは
いろいろな事情で、お墓や信仰を継承する子孫がいなくて、没後の供養を期待できない人が増えています。そんな人が安心して人生をいききるお手伝いになればと、『瑞泉寺永代供養の塔』を建立いたしました。御遺骨を『永代供養の塔』という共同墓に合祀して、瑞泉寺が存在する限り永代に僧侶が菩提を弔います。
『瑞泉寺永代供養の塔』への納骨・埋葬は2段階です。納骨後七年間(期間は相談に応じます)は供養塔内の納骨棚へ安置、その後側にある梅の木の根元の合祀穴に移し樹木葬とします。最終的には大地に還り、梅の花として再生するイメージです。
納骨棚
樹木葬合祀穴
薄紅梅
阿弥陀如来石仏
塔碑
水子供養地蔵菩薩と水鉢
永代供養塔
香炉
花立
経木塔婆立て
大塔婆立て
- ❶納骨棚のうこつだな供養塔の後ろの骨壷を安置する棚
- ❷樹木葬合祀穴じゅもくそうごうしけつ七回忌後はこちらに遺骨を合祀、土に還ります
- ❸薄紅梅うすこうばい1月末~2月中旬に花が咲きます
- ❹阿弥陀如来石仏あみだにょらいせきぶつ瑞泉寺永代供養の塔の御本尊。時代を経た柔和なお顔
- ❺塔碑とうひ瑞書家の上田普氏(うえだひろし)による揮毫
- ❻水子供養地蔵菩薩と水鉢みずこくようじぞうぼさつとみずばちきれいな水を湛えます
- ❼永代供養塔えいたいくようとう古い無縁墓を積み直して塔として再生しました
- ❽香炉こうろお香を手向けていただけます
- ❾花立はなたてお花を手向けていただけます
- ❿経木塔婆立てきょうぎとうばたて法名、俗名、没年月日など書いた経木塔婆を納骨者合同法要の時に新しく立てます
- ⓫大塔婆立ておおとうばたて希望者には大塔婆を建立していただけます(1本3,000円)
瑞泉寺住職 中川龍学
永代供養の塔を通じて瑞泉寺とご縁を結んでいただける方、どうぞご相談ください。
お申込からご契約までの流れ
- ①納骨棚ご遺族または後見人よりすみやかにご連絡いただきます。
- ②住職による法名授与生前授与もできます。法名(戒名)料はいただきません。法名は瑞泉寺過去帳に記載されます。
- ③葬儀式(別途相談)ご遺族などいらっしゃる場合は、枕経、通夜・葬儀式、中陰などご相談にのります。
- ④納骨法要・供養塔への納骨遺族・友人などある方は瑞泉寺本堂で法要した後、供養塔の納骨棚に安置・納骨いたします。
- ⑤納骨者合同法要で一周忌、三回忌法要2月第2日曜日に納骨者合同法要を行います。本堂での経木回向法要の後、永代供養の塔前にて墓回向いたします。
- ⑥七回忌法要の際、樹木葬に移行七回忌の本堂での法要後、供養塔内納骨棚からご遺骨を梅の木の合祀穴へと埋葬し樹木葬とします。
- ⑦十三回忌、十七回忌...と永代に供養二十五回忌、三十三回忌、五十回忌、百回忌、瑞泉寺の続く限り供養いたします。
没後から納骨/埋葬までの流れ
- ①住職との面談生前の申込み希望者は、連絡人を立て一緒に面談を受けていただきます。
- ②申込書への記入生前のお申込希望者は、連絡人と共に連署していただきます。
- ③「永代供養の塔」使用規約の確認、了承住職より使用規約を説明します。ご意向にそえれば契約へとすすみます。
- ④「永代供養の塔納骨・埋葬料」納入納骨・埋葬料を納入いただきます。檀家契約をご希望の方は、瑞泉寺会費(年会費1万6000円)も別途納入いただきます。
- ⑤「永代供養の塔名簿」に記名、契約成立納骨・埋葬料の納入確認した時点で、瑞泉寺の「永代供養の 塔名簿」にお名前など記入。契約成立となります。
- ⑥「永代供養の塔納骨許可証」発行契約成立の証として「永代供養の塔納骨許可書」を発行いたします。
- ⑦毎年1月に納骨者合同法要の案内が届く不明な点やご質問など何でもお気軽にご連絡ください。
『永代供養の塔』への納骨希望者で、没後親族のいない方は、弁護士などに相談し「後見人契約」を結ぶことをお勧めします。死後、後見人を立てておかないと行政上、生前希望の墓地に納骨することができません。希望する方には瑞泉寺指定の弁護士を紹介することも可能ですのでご相談ください。
『永代供養の塔』への納骨/埋葬料
すでに瑞泉寺にご縁のある方
(お檀家さん)
50万円
新規に瑞泉寺とご縁を結びたい方
100万円
- ご縁の形は「檀家」と「信徒」の二種類があります。「信徒」は一代限りの関係、「檀家」は家とお寺が続く限り相互にケアしあっていくより親密な関係性と言えるでしょうか。「檀家」になった場合、春秋の彼岸法要、盆の棚経や墓回向、など個別の仏事に対応し、また瑞泉寺で開催されるイベントには無料でご参加いただけます。
- 新たに瑞泉寺の「檀家」になる場合は、別途瑞泉会費(維持費)年1万6000円が必要となります。
永代供養の塔の見学やご相談については瑞泉寺住職までご連絡ください。
慈舟山瑞泉寺とは
慈舟山瑞泉寺は前関白豊臣秀次公とその御一族の悲劇の地を未来永劫聖地として守るために、今から約400年前に建てられたお寺です。高瀬川開削と同時に誕生した瑞泉寺は、京都の町の歴史を静かに見つめてきた場所だといえます。永代供養の塔のご縁を結ぶことで、瑞泉寺の歴史にご参加いただけたらと思います。
永代供養についてよくある質問
身寄りの無い方が没後を気にせずいきいきと生きていただくために、永代供養の塔を作りました。生前の契約が可能です。よろしければ『永代供養の塔』ページをご覧ください。
瑞泉寺に納骨していただいた方・関係者は、開門時間内(7:00~17:00)はいつでもご参拝いただけます。
ご遠方の方でもお檀家さんになっていただくのは可能です。ただし、もし墓地をお考えでしたらお住まいの近くをお勧めします。お墓は身近で日常的にお参りできる場所が良いと思います。
毎年2月の第2日曜日に永代供養の塔納骨者の合同法要を行い、追善供養を行います。またご遺族様のご要望に応じて一周忌、三回忌などの年回法要も行います。
「檀家」はそのお家とお寺が続く限り相互にケアしあっていく親密な関係といえます。お寺はお檀家様の先祖代々の供養を受け持ち、「檀家」様からはお寺を維持するための「瑞泉会費」年1万6000円をいただくことで支えていただいております。